兵庫県議会公明党・県民会議

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2017/ 8/ 6 Up

“森林人材”の育成に期待 兵庫県議会公明党・県民会議
 県立大学校を視察


 兵庫県議会公明党・県民会議議員団(北条泰嗣幹事長)はこのほど、同県宍粟市に今年4月に開学した専修学校、県立森林大学校を訪れ、築山佳永大学校長らと学生のキャリア形成や地域との交流などをめぐって意見を交わした。

 一行が訪問したのは、来年度から本校舎として使用する市立染河内小学校(来年3月に閉校予定)と、現在、仮校舎として使用している一宮市民局の2カ所。豊富な森林資源がありながら、同県にはこれまで林業を担う人材養成機関がなかったため、森林林業を学ぶ拠点として開設された。

 教育期間2年の専攻科は、林業だけではなく森林セラピー、野生動物の管理など、森林に関する幅広い分野を学べるのが特長で、「森林大学校」の名称を持つ専修学校は全国で唯一という。

 カリキュラムの約半分を占める充実した実習を通じて、17種類の専門資格が取得でき、より高度な専門知識の習得をめざす学生は4年制大学への編入試験の受験資格も得られる。

 “第1期生”は17人で、うち女性は1人。埼玉や熊本など県外からの入学者は4人。実家が林業関係の学生はいないが、チェーンソー(電動のこぎり)を使った実習では立木を独力で切れるようになったという。

 将来のキャリア形成については約10人が、木材生産の現場で働くことを考えており、「卒業後は『緑の雇用』研修によるOJT(実務を通じた訓練)などによってステップアップしていく」(築山校長)という。他に、林業経営や公務員を志望している学生もいる。来年度の学生募集では、推薦試験に「事業体推薦」を加えたことから、若手従事者を育成したい森林組合などからの応募に期待を寄せている。

 野口裕・同議員団長は、「来年度は新校舎での本格的なスタートとなる。“森林人材”の育成という希望のある取り組みに期待している」と語っていた。


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