兵庫県議会公明党・県民会議

議案に対する態度と理由


第341回定例会における主な議案、請願に係る会派の態度及び議決結果
件  名公明党・県民会議の請願に対する
態度及び理由(考え方)
議決結果
請願第63号
 学校施設(教室、体育館)への空調(冷房)設置を急ぎ実現するよう、自治体に対し、県の財政援助を求める請願の件

議決態度  学校施設への空調設置を求めることについては、その必要性を認めるものの、現時点では国の予算審議の動きを今しばらく注視する必要があることから、「継続」を主張する。なお、表決をする場合には、「不採択」とせざるを得ない。
不採択
態度決定に至った理由1 市町立学校の施設整備については、設置者である市町が実施すべきものであり、その経費は学校教育法の規定により設置者である市町が負担するとされている。

2 県としては、市町が計画どおり空調整備等を実施できるよう、教室環境の整備に対する財政支援制度の創設として、空調等の教室環境の整備に対する財政支援制度を創設することについて、国に要望している。

3 さらに、県では、今年の夏の猛暑を受けて、全公立学校への空調設置が推進されるよう、地方交付税措置をはじめとした地方負担の軽減に向けた対応を速やかに検討の上実施するよう、9月に国に対して緊急要望を実施している。

4 国では、文部科学省が2019年度当初予算の概算要求として、近年の厳しい気象条件に対応した教育環境を確保するための空調設置や学校施設の耐震化の完全達成等に向けた支援を行うため、約2,400億円を計上している。

5 学校施設への空調設置は必要であり、本請願の趣旨は一定理解できるが、県としては既に必要な交付金の確保や、補助要件の緩和について国に要望を行うとともに、可能な限り教育条件の維持・向上に努めている。また、国も空調設置などに積極的に取り組む姿勢を示しており、現時点では、このような取組の推移を見守る必要があることから、「継続」を主張する。

6 なお、表決をする場合には、現時点では「不採択」とせざるを得ない。

請願第64号
 高等学校等に対する私学助成に係る国庫補助制度の堅持及び一層の充実を求める意見書提出の件

議決態度  近年の少子化による生徒数の減少によって、私立高等学校を巡る経営環境は厳しく、今後、私立学校が健全な発展を続けていくためには、更なる財政基盤の強化が重要であることから、本請願の趣旨に賛同し、「採択」を主張する。
採択
態度決定に至った理由1 本県の私立学校は、独自の建学の精神に基づき特色ある教育を展開しており、公教育の一翼を担っている。

2 しかしながら、近年、少子化による生徒数の大幅な減少によって、私立高等学校を巡る経営環境は厳しさを増している。

3 今後、教育の個性化、多様化が要請される時代を迎えるに当たって、特色ある教育を展開してきた私立学校の果たす役割は一層重要なものとなる。

4 本県では、従来から私学振興を県政推進の重要施策に掲げ、各般の振興施策を講じており、中でも教育条件の維持向上と学校法人の経営の安定化及び保護者負担の軽減を図るために経常費補助を行っているほか、生徒の就学機会を確保するため、国の就学支援金の支給に加え、私立高等学校等生徒授業料軽減補助や入学資金貸付等による支援を行っているところである。

5 私立学校が、健全な発展を続けていくためには、更なる財政基盤の強化が重要であり、本県の私学助成の貴重な財源となっている国庫補助制度の堅持、充実は不可欠と考える。

6 以上のことから、本請願の趣旨に賛同し、「採択」とする。


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