兵庫県議会 公明党・県民会議

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競馬場に調節池が誕生  水害から市街地守る  姫路市

■近接する船場川の氾濫を防止
「これで豪雨でも安心です」。
兵庫県姫路市にある姫路競馬場内にこのほど、近くを流れる船場川が台風やゲリラ豪雨などで増水したときに、一時的に川の水を貯留する調節池が完成した。
この調整池は、県下最大規模の貯水量12万立方メートルになるという。治水対策を進めてきた公明党のあまの文夫県議と川島あつよし、山崎陽介の両市議は12日、現地を視察し担当者から説明を受けた。
■貯水量25メートルプール約400個分
  調節池の貯水量は25メートルプール約400個分に相当する。これは、24時間雨量約150ミリ規模の降雨が発生した際、船場川の水位を約80センチ低下させることができ、周辺市街地の浸水解消の効果を見込める。
  姫路市内の中心市街地を流れる船場川は、長さ11・6キロの2級河川。北部から流れる増位川との合流箇所では、水かさが増し、これまで何度も氾濫していた。地域住民は「雨が降るたびに不安で眠れなかった」という。
  調節池のほかに、川から河川水を通す直径3.5メートル、延長約570メートルの導水路や、船場川と増位川の合流付近に水位が一定水準を超えたときに河川水を導水路に流す分水施設なども完成。調節池内に引き込んだ河川水は、船場川の水位が下がってから導水路を使って川に戻す。
  調節池の整備前は、多目的グラウンドとして、市民から利用されていたことを受け、兵庫県競馬組合が調節池敷地内に人工芝のグラウンドを整備。水がたまっていない平常時には、大人や子どもがサッカーなどを楽しめるようになっている。県姫路土木事務所の担当者は「調節池の機能だけではなく、市民が楽しめるグラウンドも整備できた」と笑顔で話す。
■長年にわたって公明議員が推進
  調節池の整備工事が始まったのは、2009年。10年がかりの大きな事業を実現させた背景には、04年10月に発生した台風23号による被害があった。記録的な豪雨で船場川が氾濫し、姫路競馬場周辺の市街地で約180戸もの家屋が浸水。市民から「治水対策に力を尽くしてほしい」との声が上がっていた。
  こうした声に元公明県議の大野由紀雄氏や、あまの県議、姫路市議が連携し、調節池の必要性を訴え工事の進捗状況をただすなど、長年にわたって尽力してきた。あまの県議は「災害から住民の命を守る取り組みをこれからも積み重ねていきたい」と語っていた。

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