議案・請願の会派態度

attitude

第349回定例会(2020年6月)議案・請願の会派態度

【議案に対する会派態度】はこちら

【請願に対する会派態度】

不採択
請願第16号

公立・公的病院424病院への「再検証」要請を撤回を求める意見書提出及び地域医療の充実、保健行政の強化を求める件

議決結果 不採択
公明党・県民会議の請願に対する
態度及び理由(考え方)
議決態度 厚生労働省の病院名の公表は一方的なものに見え、進め方には問題があると言わざるを得ないが、現時点では今後の推移を見守る必要がある。また、地域医療の拡充及び保健行政の強化についても県では取組推進や体制整備に努めていることから、「継続」を主張する。なお、表決をする場合には、現時点では「不採択」とせざるを得ない。
態度決定に至った理由
  1. 地域医療の充実のためには、病院間の病床の機能分化連携が必要であり、その連携において公立・公的な病院は重要な役割を果たすところである。
  2. 県においても、新型コロナ感染症への対応を勘案し、各医療機関の自主的な取組を尊重しながら、地域医療構想調整会議における議論が活性化するよう、引き続き地域医療構想の実現に向けた取組を推進していくこととしている。
  3. 公立・公的医療機関等の将来担うべき役割や、それに必要な病床数や病床の機能分化・連携等の方向性は、地域医療構想調整会議等の地域での議論の積み上げの中で決定されるべきである。
  4. 厚生労働省も、「再検証」要請で用いられた分析結果をもって公立・公的医療機関等の将来担うべき役割や、それに必要な病床数や病床の機能分化・連携等の方向性を機械的に決めるものではなく、地域医療構想調整会議において、当該分析だけでは判断し得ない地域の実情に関する知見を補いながら、議論を尽くされたいとしている。 なお、新型コロナ感染症拡大により、再検証等にかかる対応や検討期限については改めて整理の上通知するとして、現在検討中の状況である。
  5. 保健行政の強化については、本県においては厚生労働省の設置基準等に基づき、1圏域事務所を基本としつつ地域事務所も設置し、人員体制の整備にも努めているところである。
  6. 厚生労働省の病院名の公表は一方的なものに見え、進め方には問題があると言わざるを得ないが、現時点では今後の推移を見守る必要がある。また、地域医療の拡充及び保健行政の強化についても県では取組推進や体制整備に努めていることから、「継続」を主張する。 なお、表決をする場合には、現時点では「不採択」とせざるを得ない。
採択
請願第17号

中華人民共和国全国人民代表大会における香港の国家安全に関する決定に適切な対応を求める意見書提出の件

議決結果 採択
公明党・県民会議の請願に対する
態度及び理由(考え方)
議決態度 香港は我が国及び本県との経済的・人的結びつきが強く、今回の香港への「国家安全法制」導入は我が国や本県経済への悪影響が懸念されるところであるから、本請願の趣旨に賛同し、「採択」を主張する。
態度決定に至った理由
  1. 「一国二制度」の下、「高度な自治」が認められている香港は、我が国及び本県との経済的・人的結びつきが強く、2019年の調査では日本から香港に1,688社が進出、拠点は2,288箇所を展開、2018年度の調査では県内企業41社が進出しており、国・地域別で見ると中国、米国、タイに次いで4位となっている。
  2. 今回の香港への「国家安全法制」導入は、香港における政治・経済の混乱を生じさせる恐れがあり、進出する日系企業や香港の企業と取引を行う国内企業の業績の悪化、ひいては我が国や本県経済への悪影響が懸念されるところである。
  3. よって、本請願の趣旨に賛同し、「採択」を主張する。
不採択
請願第18号

新型コロナを防止し、子どもたちが安心して学校に通うために、少人数学級の実現を求める意見書提出の件

議決結果 不採択
公明党・県民会議の請願に対する
態度及び理由(考え方)
議決態度 少人数学級の拡充は必要であり、本請願の趣旨は一定理解できるが、可能な限り教職員数の改善に努めていることから、現時点では今後の推移を見守る必要があり、「継続」を主張する。 なお、表決をする場合には、少人数学級を推進する我が会派の立場から「採択」とする。
態度決定に至った理由
  1. 少人数学級の拡充について、県では、計画的な定数改善等の着実な実施を国に要望している。
  2. 文部科学省は教職員数の改善を行っており、今年度、県では当初予算で59人の改善が図られたところであるが、県としては引き続き令和3年度政府予算編成においても少人数学級の拡充について国に要望していくとしている。
  3. また、コロナ感染症への対応としては、今回の補正予算では国の補正予算を活用し、小学校6年生、中学校3年生を対象とした少人数学習集団の編成の支援や、小・中学校への学習指導員の配置等が実施されるところである。
  4. 少人数学級の拡充は必要であり、本請願の趣旨は一定理解できるが、可能な限り教職員数の改善に努めていることから、現時点では今後の推移を見守る必要があり、「継続」を主張する。 なお、表決をする場合には、少人数学級を推進する我が会派の立場から「採択」とする。
不採択
請願第19号

新型コロナを防止し、子どもたちが安心して学校に通うために、少人数学級の実現を求める件

議決結果 不採択
公明党・県民会議の請願に対する
態度及び理由(考え方)
議決態度 少人数学級の拡充は必要であり、本請願の趣旨は一定理解できるが、可能な限り教職員数の改善に努めていることから、現時点では今後の推移を見守る必要があり、「継続」を主張する。 なお、表決をする場合には、少人数学級を推進する我が会派の立場から「採択」とする。
態度決定に至った理由
  1. 少人数学級の拡充について、県では、計画的な定数改善等の着実な実施を国に要望している。
  2. 文部科学省は教職員数の改善を行っており、今年度、県では当初予算で59人の改善が図られたところであるが、県としては引き続き令和3年度政府予算編成においても少人数学級の拡充について国に要望していくとしている。
  3. また、コロナ感染症への対応としては、今回の補正予算では国の補正予算を活用し、小学校6年生、中学校3年生を対象とした少人数学習集団の編成の支援や、小・中学校への学習指導員の配置等が実施されるところである。
  4. 少人数学級の拡充は必要であり、本請願の趣旨は一定理解できるが、可能な限り教職員数の改善に努めていることから、現時点では今後の推移を見守る必要があり、「継続」を主張する。 なお、表決をする場合には、少人数学級を推進する我が会派の立場から「採択」とする。