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  • 2019年10月21日 がん検診、獣害対策、親亡き後の障がい者支援訴え 兵庫県議会 芦田、柴田、篠木議員

    芦田賀津美議員は、がん対策の拡充を要請。兵庫県のがん検診受診率が全国平均を下回っていると指摘し、「定期的な検診が早期発見・治療につながる」との意識啓発や、居住市町外でも受診できるようにするなど環境の整備を主張。がん患者の就労支援、アピアランス(脱毛など外見の変化)支援なども求めた。

     井戸敏三知事は、市町の特定健診とのセット検診促進や中小企業への受診料助成の拡充などに取り組む一方、がん治療と就労の両立支援、医療用ウイッグの購入支援の検討を明言した。



     柴田佳伸議員は、姫路市の家島諸島でイノシシが泳いで島に渡り、畑の農作物被害が増えていると指摘。「捕獲には島外の猟友会が船に乗って箱わなを設置し見回りが行われているが、対策は進んでいない」とし獣害対策の拡充を迫った。

     県側は今年度、県立いえしま自然体験センターの職員がわな免許を取り、猟友会に加入し、捕獲強化のよりどころができたと述べた。



     公明党・県民会議の篠木和良議員は、高齢化、重度化が進む知的障がい者の親亡き後の支援策の充実を訴えた。

     井戸知事は、看護職員を常時配置した全国初の「医療支援型グループホーム」の助成事業を今年度創設し整備を進める考えを表明。親亡き後を見据えた多様な福祉サービスの充実にも取り組むと語った。

公明党 兵庫県議会議員団はSDGsを県の政策に反映し、力強く推進していきます。

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