兵庫県姫路市野里を通る国道312号でこのほど、安全な道路環境を整備する観点から、交差点内に右折専用車線が設置され、老朽化した歩道橋も補修された。
この交差点ではこれまで、右折専用レーンがなく、右折車と直進車が混在し、慢性的な渋滞が発生。交差点内で衝突事故が起こり、公明党の天野文夫県議が県に対応策を迫っていた。地域住民の中山登志雄さんは「渋滞が緩和され本当に通行しやすくなった」と語っていた【写真(1)】。
一方、1970年に架けられた歩道橋は老朽化で階段の塗装が剥がれたり、腐食して穴が空くなど、危険な状態だった。このため近隣住民から「小学校の通学路になっている。子どもが転んだり、けがをしたりしかねない」との声が上がり、塗り替えや穴をふさぐ補修が実施された。
これを受け、天野県議は2017年10月の決算特別委員会で歩道橋の早期補修を訴えていた。
住民の金井一郎さんは「要望が実現して、うれしい」と喜んでいた【写真(2)】。