兵庫県議会公明党・県民会議は、9月14日、県庁内で井戸知事に「新型コロナウイルス感染症対策に関する緊急要望書」を提出しました。
谷井いさお幹事長と越田浩矢政務調査会長は、国では新型コロナウイルス感染症に関して、秋冬に向けた対策を取りまとめたことを挙げ、県においても地域の元気づくりへの施策展開と感染症の再拡大防止に努めていく必要性を強調。その上で、季節性インフルエンザ等の流行に備えて県民生活を守るための具体的な対策の実施を要望しました。
中では、①医療体制の更なる充実・強化②新しい生活様式を踏まえた感染予防への備え③地域経済の活性化、地域の元気づくり④教育の充実・強化を4つの大きな柱として16項目にわたって実現を求めました。
具体的には▼病床の確保と経営破綻を防ぐための医療機関への支援▼医療スタッフの人的支援▼新型コロナ追跡システムの普及・活用▼産業支援策と経済活性化の取り組みの強化▼子どもの心のケアの推進などの対策を講じるよう強く望みました。
これに対し井戸知事は理解を示すとともに、前向きな検討を約束しました。