県議会公明党・県民会議は10月16日、国土交通省を訪れ、赤羽一嘉国土交通大臣に令和3年度国の予算編成等に対する要望書を提出しました。
赤羽国交相を訪問した一行は、新型コロナウイルス感染症などの影響による県の厳しい財政状況を説明し①防災・減災・国土強靭化推進のための3か年緊急対策の延長等②関西都市圏のミッシングリンク(未整備区間)の解消③日本海国土軸のミッシングリンクの解消④地域観光の復興に向けた「GоTоトラベルキャンペーン」の実施期間の延長などを強く求めました。
これらに対し、赤羽国交相は前向きに検討することを約束しました。また、要望書の提出には、中野洋昌衆院議員と伊藤孝江、高橋光男の両参院議員が同席しました。
また、一行は同日、西村康稔内閣府特命担当大臣(経済再生)、山本博司厚生労働副大臣、鰐淵洋子文部科学大臣政務官、黒田武一郎総務事務次官らを訪問し要望書を提出しました。
国交省以外への主な要望事項は次の通りです。
≪内閣府特命担当大臣(経済再生)≫
1、公共投資に関する交付金の創設等
2、消費喚起のための「GоTоキャンペーン」の拡充等
3、新型インフルエンザ等対策特別措置法の見直し等
≪総務大臣≫
1、地方自治体への財政支援の拡充
2、専門職大学に対する財政支援
≪文部科学大臣≫
1、「FOCUSスパコン」増強に対する財政支援
2、学校のICT環境の整備への支援
≪厚生労働大臣≫
1、新型コロナウイルス感染症の指定感染症(2類相当)から変更に関する慎重な検討
2、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金の充実
3、医療機関の経営支援
4、緊急雇用創出事業の創設
5、子どもに関する国民健康保険の均等割保険料の廃止