県議会公明党・県民会議は、自由民主党、自民党兵庫、ひょうご県民連合とともに、4月12日県庁内で齋藤知事と藤原教育長に「豊岡聴覚特別支援学校と出石特別支援学校の統合計画に関する申し入れ書」を提出しました。(写真左から二人目が公明党・県民会議の伊藤勝正幹事長)
申し入れ書では、県教育委員会が2月に公表した「県立特別支援学校における教育環境整備方針」で、県立豊岡聴覚特別支援学校(豊岡市三坂町)と県立出石特別支援学校(豊岡市出石町)の統合計画では令和5年4月を統合時期としており、1年間という準備期間では拙速感が否めず地元から不安の声や要望が出されていることを指摘。
その上で、計画に関して①準備期間を十分確保して上で、教育体制や施設設備等の充実を含めた統合後の新しい学校像を示すこと②児童生徒や保護者、地元自治体等の意見を聞き理解が得られるよう丁寧な説明を行うこと、の2点を強く求めました。
これに対し齋藤知事は「公表から1年での統合は短い。教育委員会と協議しながら合意形成を図っていく」と理解を示し、4月中にも現地を訪れ意見交換を行う予定であることを述べました。