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共生・安心・活力ある社会をめざす県政を!372回定例議会に麻田議員が登壇

議会質問

共生・安心・活力ある社会をめざす県政を!372回定例議会に麻田議員が登壇

372回定例議会に麻田議員が登壇しました。

質問内容は以下になります。

「手話は言語である」社会の実現に向けた兵庫県の施策推進について
全国的な手話施策推進の動きやデフリンピック開催を機に、兵庫県における手話の普及と活用推進の責務を強調。医療・災害時の情報保障不足、教育現場での言語獲得支援の不十分さ、手話通訳者の人材育成と雇用安定化の課題を指摘し、手話通訳者の常設配置、教育支援強化、啓発活動の充実など、より実効性のある施策展開を求めました。


ヤングケアラー支援の充実と地域間格差の是正について
兵庫県が全国に先駆けて取り組むヤングケアラー支援の体制整備は進んでいるものの、ヤングケアラー自身が状況を「当たり前」と捉え、支援につながりにくい現状を指摘。特に小中高生への支援の届きにくさや、市町ごとの支援体制のばらつきによる地域間格差を課題とし、人材育成、情報共有の仕組みづくり、地域間連携の促進、学校・地域団体との協働による早期発見体制の強化を求めました。


エリアマネジメントによる空き家再生と担い手育成に向けた支援について
全国的に増加する空き家、特に兵庫県内の使用見込みのない空き家が全国3位である現状に危機感を示しました。空き家放置が景観・治安悪化、地域衰退につながるとして、県の「エリアマネジメントによる空き家再生」の取り組みに注目。担い手の育成支援や、取り組みを自立・自走させるための支援策について見解を求めました。


災害時における人とペットの共生環境の整備について
能登半島地震での経験を踏まえ、避難所におけるペット同行避難の課題を提起。兵庫県の「避難所管理運営指針」改定に向け、ペットを受け入れる避難所の情報開示、衛生面への配慮、飼い主とペットが共に生活できる環境整備の方針を明確に打ち出すことを求め、平時からの周知と訓練の重要性を訴えました。


特殊詐欺及びSNS型投資・ロマンス詐欺の被害防止に向けた動画活用とSNS広告の導入について
特殊詐欺被害が後を絶たず、特にSNS型詐欺が急増し、兵庫県が全国ワースト4位という深刻な状況を指摘。従来の対策に加え、若年層や現役世代へのインターネットを活用した広報の重要性を強調しました。県警の動画活用やホームページでの配信状況を踏まえ、広報戦略の強化とSNS広告導入について見解を求めました。


高校生の自転車通学におけるヘルメット着用率向上と制度的支援の強化について
自転車ヘルメット着用が努力義務化されたにも関わらず、兵庫県の着用率が全国ワースト5位と低迷している現状を問題視。特に高校生の着用率が低いことを挙げ、他県の先進事例を参考に、校則による義務化の検討、通学許可条件への組み込み、さらにヘルメット購入支援制度の導入や官民連携による着用促進策について見解を求めました。